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診療部 - 内視鏡外科

外科手術・治療情報データーベースについて

当院は、一般社団法人 NationalClinicalDatabase(NCD)の外科手術・治療情報データーベース事業に参加しています。
皆様のご理解とご協力をお願い致します。
NCD 詳しくは、こちらをクリック(PDF:171KB)

スタッフ

     外科統括部長 兼 手術部長
吉松 和彦
山口大学医学部卒
主な診療分野 消化器外科・外科一般
認定・専門・指導医 日本外科学会外科認定医
日本外科学会外科専門医
日本外科学会外科指導医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本消化器外科学会消化器外科認定医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科指導医
日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医
日本大腸肛門病学会大腸肛門病指導医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡指導医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本がん治療認定医
日本臨床腫瘍学会暫定指導医
ICD認定医(感染症学会・インフェクションコントロールドクター)
日本外科感染症学会外科周術期感染管理教育医
緩和ケア研修会修了
臨床研修指導医
大腸がん治療が専門です。がんの治療は確実にがんを取りきる「根治手術」が大前提ですが、腹腔鏡手術のような患者さんにやさしい「低侵襲性」や合併症の少ない「安全性」を同時に実現していきたいと考えています。わかりやすい説明で、病状や治療法を十分に理解していただくことをモットーにしています。
     診療統括部副部長(外科系) 兼 副担当部長
伊藤 嘉智
神戸大学医学部卒
主な診療分野 消化器外科・外科一般
認定・専門・指導医 日本外科学会外科認定医
日本外科学会外科専門医
日本外科学会外科指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科指導医
日本消化器病学会消化器病専門医
日本乳癌学会乳癌認定医
検診マンモグラフィ読影認定医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
患者さんに伝わりやすい説明を心がけ、お一人おひとりに最適の治療方法を考えて診療にあたっています。手術は消化器領域(胃、大腸、胆嚢、鼠径ヘルニアなど)を専門とし、腹腔鏡を用いたきずの小さい手術を中心におこなっています。よろしくお願いいたします。

小さなきず、腹腔鏡手術

当院では1993年から腹腔鏡手術を導入し、現在までに1700件を超える腹腔鏡手術をおこなっています。 腹腔鏡手術は開腹手術と異なり、お腹に小さな穴をあけて内部をカメラ(腹腔鏡)で観察しながら、特殊な手術器具を用いて開腹手術と同じような手術をおこないます。腹腔鏡でお腹の中の臓器に近づいて病変の観察をするので非常に繊細な手術ができ、開腹手術に比べ出血の少ない手術であるといわれています。 当院でも胆嚢摘出をはじめとして、そけいヘルニア(脱腸)や虫垂炎(もうちょう)、また大腸癌や胃癌に対しても個々の患者さんの状態にあわせて腹腔鏡手術をおこなっています。

きずの痛みが少なく回復が早い

開腹手術のきずにくらべて腹腔鏡手術のきずは大変小さく目立ちにくいものです。数か月するときずあとが分からなくなるほどきれいに治る患者さんもいらっしゃいます。 またきずの大きさは痛みの強さに関連していますので、開腹手術にくらべ痛みが少なく手術後の歩行開始もスムーズにおこなうことができ、術後の回復もよりすみやかになっていきます。

唯一の難点は時間がかかることですが…

小さいきずで開腹手術と同様の手術をするので胃癌や大腸癌の手術の場合は開腹手術よりも時間がかかりますが、前述のとおり痛みの少なさや術後の回復の早さが患者さんにとっての大きな利点となります。

腹腔鏡手術が困難な場合

以下の様な場合は腹腔鏡手術が困難になることもありますが、このような場合は開腹手術も困難になることが予想されますので、患者さんやご家族様と十分情報共有しながら、最適な治療方法や手術方法を検討していきます。
・何度も開腹手術をされている(お腹の中が癒着していると腹腔鏡手術は極めて難しい)
・重症の心不全、肺機能障害などの理由で全身麻酔ができない(腹腔鏡手術は全身麻酔でおこないます)
・腫瘍が非常に大きい(小さいきずで手術をしても取り出す時にきずが大きくなる)

当科で診る病気

胃癌
胃癌手術は年間40件程度です。治療は胃癌治療ガイドラインに準拠してすすめてまいりますが、患者さんの状態や希望をうかがいながら治療方針を決定しています。早期癌や一部の進行癌に対しては腹腔鏡手術をおこなっています。一般的な術後入院期間は14-20日程度です。

大腸癌
大腸癌手術は年間80-90件程度です。治療は大腸癌治療ガイドラインに準拠してすすめてまいります。手術は腹腔鏡手術を積極的に導入していますが、患者さんの状態に応じて最適な治療法を選択していきます。病気の程度によって、術前化学療法(抗がん剤治療)で腫瘍を小さくした後に手術をおこなうこともあります。一般的な術後入院期間は10-14日程度です。

そけいヘルニア(脱腸)
そけいヘルニア手術は年間120-130件程度です。そけいヘルニアは2012年から腹腔鏡手術を導入し、現在では一部の患者さんを除いてほぼすべての鼠径ヘルニア手術を腹腔鏡でおこなっています。そけいヘルニア手術の入院期間は一般的に3-4日で、手術翌日か翌々日の退院となります。

胆嚢結石症、急性胆嚢炎
胆嚢摘出手術は年間100件程度です。炎症のない胆嚢結石症は基本的に腹腔鏡手術で胆嚢摘出をおこないます。細菌感染をおこし胆嚢炎の状態になっている場合はガイドラインに準拠した治療をおこなっていきます。基本的には発症後3-4日以内の胆嚢炎は腹腔鏡手術をおこないますが、炎症が非常に強い場合や発症からかなり時間がたっている場合は開腹手術にしたり、一度抗菌薬やドレナージ処置などで炎症を鎮めた後に腹腔鏡手術を計画したりすることもあります。 炎症のない胆嚢摘出手術の入院期間は一般的に4-5日で、胆嚢炎の場合は経過によりますが入院期間は7-14日程度になります。

虫垂炎(もうちょう)
虫垂炎手術は年間50件程度です。虫垂炎の程度にかかわらずそのほとんどを腹腔鏡手術でおこないます。開腹での虫垂炎手術は右下腹部に5cmのきずでおこなっていたためにきずが化膿することが多かったのですが、腹腔鏡下虫垂切除の場合はおへそに1cm、わき腹に5mmのきずを2か所でおこなうことで、きずの化膿する頻度が激減しました。虫垂炎手術の入院期間は炎症の軽いもので4-5日、腹膜炎を併発している場合は10-14日程度です。


上記以外の病気に対しても積極的に腹腔鏡手術をおこなっています。患者さんの個々の状態を評価して、最適な治療法を提供いたしますのでお気軽にご相談ください。